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👸王妃エステル


🕯王妃エステル

(日本語3分)


朗読:西爛


ペルシャ王クセルクセス一世の治世のとき、
王妃であるワシュティが
王の命令に従わなかったということで、
王は新たな王妃の候補者を探していた。


そのころ首都スサに、
エルサレムから連れてこられた
捕囚民モルデカイというユダヤ人がいた。
モルデカイは両親を失くした
若い従妹(いとこ)のハダサ、
ペルシャ名エステルを娘として
引き取っていた。


エステル記2章7節にあるように、
「姿も顔立ちも美しかった」
エステルは王宮に集められた
美しい娘たちの一人となった。
王もエステルを気に入り王妃とした。
エステルはユダヤ人という生まれは
王に明かさなかった。


ある日父モルデカイが
大臣ハマンへの敬礼を
拒否する事件が起こり、
怒ったハマンはモルデカイのみならず
ユダヤ人全ての殺害を決める。
その日はユダヤ暦の
アダル月13日と決められた。


モルデカイに助けを
求められたエステルは、
すべてのユダヤ人のため、
決死の覚悟をし、
王に自分がユダヤ人
であることを明かし、
ハマンの悪だくみを知らせた。


王はこれを受けてハマンを処刑、
モルデカイは高官に引き上げられた。
ハマンは自分で用意した処刑具で
自分が処刑されることになった。


これを記念して、
ユダヤ暦アダル月14日と15日は
プリム祭という祝日になっている。


英語、「エステティック」は
美学や美意識を意味する言葉であり、
ユダヤ人の女性が美しさを武器に
一国の王に取り入り、
ユダヤ人虐殺の危機から救うという
エステル記の主人公エステルを語源とする。